当院は開設以来、患者様の立場に立った医療の実践と患者様へのサービスの向上を図りながら、地域のための医療を押しすすめてきました。特に救急医療には力を注ぎ、救急隊とも密な関係を構築し、三原・尾道地区のメディカルコントロール活動をリードする存在として活躍してきました。平成21年10月に新病院として生まれ変わり、災害に強い免震構造のしっかりした建物となりました。また災害拠点病院としても地域により貢献できるように屋上にはヘリポートを設置しました。
救急患者の受け入れとしては、365日24時間いつでも急患に対応できる体制をとり、年間1500件近く(2015年1460件、2016年1516件、2017年1552件)の救急患者受け入れを行っており、そのうち900件以上は時間外の受け入れとなっています。
ACLS(ICLS)の普及活動については、平成15年10月より講習会の開催を行い、インストラクターの養成に尾道・三原地区で主導的な役割を果たしています。 なお平成21年9月から法人名を「社会医療法人里仁会」と変更し、公益性をより重視し、地域の皆様から愛され信頼される医療サービスの充実を目指して努力しています。
- 当院の医師は岡山大学、愛媛大学など複数の大学から集まっていますが、各科の連携が非常に良いのが特徴です。月曜日から金曜日まで毎朝8時40分より合同カンファレンスを開催して、各科の医師が持ち回りで勉強会を行っています。
- また当院には、毎年1~2名の初期研修医が来ており、各自研鑽を重ねて飛躍的に成長しています。当院ホームページの研修医が当院を選んだ理由や先輩研修医の声を閲覧していただければ、その内容がわかります。
- 当院の手術件数は2015年度は1682件、2016年度は1601件、2017年は1453件でした。
年度別手術件数